2011年5月21日土曜日

「ひと巻き」おしゃれに防寒 懐に優しく雰囲気刷新

 ループ状のマフラー「スヌード」、ファー付きのブーツのように見えるレッグウオーマー、カラフルな腹巻き…。ひと巻きで印象を変えるデザイン性の高い防寒アイテムが人気を集めている。手持ちのアイテムにプラスするだけで今年風になる経済性も受けているようで、女性だけでなく男性アイテムにも変化がみられる。(村島有紀)

 ◆着こなし自在 rmt aion


 大きな輪になったマフラー「スヌード」はもともと、耳の長い犬が食事のときなどに耳を汚さないように巻いたターバンのようなもの。今年は女性用のファッションアイテムとしてニットやファーなどさまざまな素材が登場。風が吹いても落ちず、扱いが楽なのが特徴だ。両腕を通して肩と腰に引っかけるとベストのような室内着になり、2通り以上の着こ
なしが楽しめる。9月ごろから売れ始め、幅広い世代から支持を集めている。

 西武池袋本店(東京都豊島区)は昨年、1つのメーカーしか取り扱わなかったが、今年は3社に増加。ファーも含めて約20タイプを販売中だ。価格はニットの場合、6千?7千円台が中心。ファーはラビットで約1万5千円からとやや高めだが、手持ちのコートやジャケットに巻
くだけで全体の印象が変わり、今年らしさが演出できる。

 巻くだけで雰囲気ががらりと変わるのは足元も同じ。三越銀座店(中央区)では、ブーツの上部に巻くアクセサリーとしてラビットのファー(3990円)を扱ったところ、入荷当日に売り切れとなる人気ぶり。担当バイヤーの関本里美さんは「ショートパンツやミニワンピースなど丈の短いファッ
ションの足元を演出するのに適しています。ロング、ショートともに手持ちのブーツにプラスするだけで手軽にニュアンスを変えられ、経済的。取り外しのできるファー付きのブーツも人気です」。

 靴下のコーナーではファー付きのレッグウオーマー(6千円前後)なども登場。こちらもブーツの上から見せることで、ファー付きブーツに早変わりする。


 ◆外出着にも活用

 お腹(なか)を守る腹巻きも変化している。人に見せない印象が強いが、今冬は男性用腹巻きにストライプや幾何学模様などカラフルでおしゃれなアイテムが登場し、人気を集めている。ワイシャツとパンツに合わせると礼装時のサッシュ(飾り帯)のようにも見え、外出着としても活用できそうだ。

 日本橋高島屋
(同)では、ピエール?カルダンやコムサメンなど6ブランドの腹巻きを展開。黄色やパープルなど鮮やかな色遣い▽肌触りが良い薄手素材▽保温性が高い?といったアイテムが人気だ。9月以降、昨年比2倍を売り上げ、既に品薄になっているアイテムもある。

 バイヤーの松原重人(しげと)係長は「2千円前後と手ごろな価格のため、プレゼントとして購
入される女性もいます。部屋着のおしゃれを楽しみたい男性に受けているようです」と話している。

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引用元:レッドストーン rmt

2011年5月10日火曜日

夢の続きを?三重スリーアローズ:/4 02年夏の甲子園出場?前田敬文主将 /三重

 <THREE ARROWS MIE>
 ◇野球がすべて、就職せず 「活躍見せ、両親に恩返したい」??前田敬文主将(25)
 投手が投球動作に入ると、一塁コーチャーズボックスから二塁走者に大きな声が飛んだ。「ないない、ゴーゴー」
 主将として三重スリーアローズを引っ張る前田敬文選手(25)は、桜美林高(東京)の一塁手として02年夏の甲子園に出場した。卒業後は大学野球の聖地、神宮球場でプレーしたいと、青山学院大に進学。プロの夢を抱き始めた。
 だが、一般入学だった前田選手は、スポーツ推薦の選手たちとの実力の差を感じた。大学では審判や記録係など裏方の仕事に回ることが多かった。4年間、一度もレギュラーの座をつかめなかった。
 卒業時、社会人野球に進めればと、明治安田生命の練習に参加したが、入部の誘いはなかった。当然、プロからも声はかからない。野球を続ける選択肢はないに等しかった。
 「中途半端なまま終わりたくない」。就職せず、クラブチームで野球を続けた。父の秀夫さん(58)は「頑張れ」と応援してくれた。「就職してほしいという気持ちはあっただろうに」と父に感謝している。
 平日はジムのインストラクターや飲食店などでアルバイトをし、土日になるとクラブチームの西多摩クラブ(東京)で野球を続けた。09年秋、独立リーグのプロテストに合格。念願の日本プロ野球機構(NPB)への道が開けた。
 練習 マビノギ rmt
で送球動作のフォロースルーを確認したり、一歩目を意識した走塁練習に取り組む。バットの芯でとらえる技術には自信がある。筋力トレーニングでパワーとスピードに磨きをかけようとしている。「いい時も悪い時も、明るくしていればいいことがやってくる」。前向きな性格は、チームを陰で支える仕事に長く携わっていた経験から身についたものだ。
 3日に津球場で行われた開幕戦にライトで先発出場し、東京から駆け付けた秀夫さんら家族に元気な姿を見せた。「野球が僕のすべて。プロ挑戦を後押ししてくれた両親に活躍する姿を見せて恩返ししたい」。野球をできる喜びに満ちあふれた笑顔がまぶしかった。【福泉亮】=つづく
〔三重版〕

4月6日朝刊

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引用元:Perfect World rmt